行政書士試験の平均合格率

法律系の資格では比較的合格し易い試験とされる行政書士試験ですが、
年度ごとの合格率を見ると一般的に言われるほど簡単ではありません。

ただ10%前後で推移してますから、
適切な努力をすれば報われない試験ではないでしょう。

受験を考えたとき大切なのは先ず試験科目を把握することです。

行政書士試験は法律系とされながらも行政の名を冠しており、
実体法に関する深い知識よりむしろ行政手続法や
地方自治法といった行政に関する知識を多く必要とします。

科目別配点から

憲法や行政法、民法、商法、基礎法学の法令等科目が46問。
一般知識等科目が14問の全部で60問です。

法令等科目は択一式と多肢選択式、記述式(40文字)から構成されます。
それぞれの問題数と配点は択一が40問で160点、
多肢選択が3問(各4つの空欄を埋める)で24点、記述が3問で60点の合計244点になります。

一方一般知識等は、択一14問で56点です。合計で300点になります。
一見すると分かり難いですが、それぞれの出題形式の点数を問題数で割ると、
択一は1問4点、多肢選択は1問の空欄ごと2点、記述が20点になります。

つまり、記述の点数配分が多く、完璧な解答を目指さないまでも
出題者の意図を汲み取る必要があります。

記述は行政法と民法から出題されますので、
過去問を参考に対策を練ると良いでしょう。

この配点をもとに合格の基準が示されています。

法令等科目が122点以上で一般知識等科目が24点以上をクリアし、
その上で合計得点が180点以上とされます。

つまり各科目で50%以上得点し、
全部で60%以上であれば合格になります。

この基準をクリアした受験者はすべて合格ですから、
問題の難易度によって各年度の合格者が変化し易いといえます。

これを反映してか合格率が20%に近くなった年もありましたし、
5%以下になった年もありました。

10%前後を目安に問題を作成しているようですが、
ときに大きく合格率が変わるのが行政書士試験の特徴といえます。

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