憲法 -国家の基本法-

「憲法」とは国家の基本法です。

では、国家の基本法とはどういうことでしょうか。

国家それぞれには、「法律」というものがあります。
それは国が定めたルールになるわけですが、
その法律の基本的原則や基本理念がその国の憲法になるのです。

その国の法律を制定するにあたって、
基本的な考え、指針が憲法なのです。

A法という法律は、憲法の理念や指針をもとに制定されているわけであって、
憲法に背く法律はあってはなりません。

例を挙げると、
その国の主権者はその国の国民であると定められているのならば、
国家権力組織や権限もその理念に沿って定められているし、
国民と国家権力の関わり合いもその考えと具体化したものになっているはずです。

日本国憲法

憲法の問題は、近代憲法の基本理念問題が1割程度で、
殆どが日本の憲法である日本国憲法の問題になります。

日本国憲法は前文(まえぶん、ぜんぶん、どちらで発音してもいいです)
と103条からなる成文憲法で、
昭和21年11月3日に公布され、翌昭和22年5月3日に施行されました。

日本国憲法の構成

日本国憲法は以下のように構成されています。

  • 前文
  • 第1章 天皇 (1条~8条)
  • 第2章 戦争の放棄 (9条)
  • 第3章 国民の権利及び義務 (10条~40条)
  • 第4章 国会 (41条~64条)
  • 第5章 内閣 (65条~75条)
  • 第6章 司法 (76条~82条)
  • 第7章 財政 (83条~91条)
  • 第8章 地方自治 (92条~95条)
  • 第9章 改正 (96条)
  • 第10章 最高法規 (97条~99条)
  • 第11章 補則 (100条~103条)

第10章は、過去出題されたことがなく、今後もないと思われますので、
実質99条までということになります。

各試験における憲法の重要度

当サイトで挙げている法律系資格試験においては、すべて憲法の問題が出題されます。
ただ、資格試験によって、憲法の出題分量が変わってきます。

行政書士試験

行政書士試験における憲法は、
「まあ重要」という位置づけです。

全60問のうち、憲法は6問。

択一式問題が5問(1問4点)、多肢選択式問題が1問(1ヵ所2点が箇所、すべて正解で8点)。
300点満点中28点が憲法で占められます。

司法書士試験

司法書士試験における憲法は、重要科目度は低めといったところでしょうか。

択一式問題70問(1問3点)中3問。

不動産登記法、商業登記法の記述問題を含めると、
満点で280点のうち、9点分だけです。

司法試験予備試験

司法試験予備試験の憲法は重要度は極めて高いです。

「上3法」なんて言い方をされますが、これは、
憲法、民法、刑法を差します。

択一式、論文式、いずれも憲法は出題されます。

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