司法試験の難易度と必要な勉強期間

弁護士、検察官、裁判官を目指す人にとって最初の大きな関門になる司法試験は、国家資格を取得するために受けなければならない試験の中では最高の難易度をほこるものの一つといわれています。

2006(平成18)年度から現行の司法試験が開始されてからは合格率が20%台で推移していますが、旧司法試験の時代は合格率が毎年1~3%程度と非常に低く、1年に数百名から千数百名程度しか司法研修所に入る資格が得られない非常に狭き門となっていました。

現行は、法科大学院を出るか、予備試験に合格することが試験を受けるための必須要件となるなど、制度そのものが大きく変わった結果、旧司法試験の時代よりは数字上では合格しやすくなったとみることができますが、それでも合格することが極めて難しい試験であることには変わりません。

合格率があがったのにもかかわらず、いまだに司法試験の難易度が高いといわれるのは、必要な勉強の量が多いことが大きな理由です。

試験で高得点をとるためには、法律の条文だけでなく、法律がつくられた経緯や過去の裁判の判例などをよく勉強するだけではダメで、その上で試験時間内に考察をし、結論を出して解答する能力を鍛えなければなりません。

過去の合格例から、司法試験に合格するためには8,000~10,000時間程度の勉強時間が必要といわれており、毎日の勉強時間を5時間にしたとしたら、単純計算で最低でも4年間、8時間ずつ勉強したとしても少なくとも3年は試験のための勉強を続けなければなりません。

なお、司法試験の合格は法曹になるための通過点です。合格発表から少し経てば司法修習が始まるため、法曹になるための勉強はずっと続けていくことになります。

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